応用数学科では具体的な問題をモデル化し解析する上で必要な知識を「数理データサイエンス」「数理モデリング」「知能数理」という三つの分野を通して学ぶことができ、社会現象や自然現象を数学というレンズを通して見る力を養うことができます。わからないことがあっても先生や先輩方が親身に教えてくださるので、安心して勉強することができます。生活面は、東京理科大学というと“大変そう”、“留年”などのイメージがあるかもしれませんが、応用数学科はフレキシブルに時間割を組むことができるので、授業以外の自分の時間もちゃんと確保することができます。そのおかげで授業の予習・復習だけでなく自分で更に学習を深めたり、趣味のプログラミングに時間を割いたりすることができています。
私は「数学が好き、プログラミング面白そう」という理由で、応用数学科に入学を決めました。高校数学と比較すると高度で理解するのが困難な授業もありますが、先生方に質問したり友達と教え合ったりしながら楽しく学び進めることができます。そのような中で「自分で想像した以上に数学は社会に役立っていて、様々な問題を考えることができる」ということに気づくことができ、それがとても興味深く面白いと感じています。基礎から応用まで、幅広い分野と繋がる数学を学ぶことができるため、この学科に入学してよかったと思っています。
私は幼少期より数学がとても好きであったため、数学を将来の自分の職に繋げたいと考え、応用数学科へ進学しました。この学科では、数学の基礎である微積分や線形代数等を学べるほか、プログラミングや統計学、機械学習といった応用数学を学ぶことができます。これらの今流行りの分野を理論的に、また実践的に学ぶことができるのは稀有な場であると考えています。応用数学科で学んだことで、日々新しい知識が増え、将来の選択肢がとても増えたように思います。
私は幼い頃から数学に興味があり、また近年更に話題になっている機械学習などの基礎を学ぶために良い環境であると思ったため、応用数学科に進学しました。授業などでわからない事は、先生やティーチング・アシスタントの大学院生の方が丁寧に教えてくれるため、心配ありません。また、三年次からはゼミ形式の授業があり、1つの論文などに対して少人数で議論することでより理解を深める事ができ、とても力になります。大学は高校までとは違い自分の興味のある分野について探究していくことができるので、何か1つ興味のある事を見つける事が大切だと思います。
私が応用数学科(入学時は数理情報科学科)を選んだ理由は、プログラミングに興味があり、さらに数学と英語の2科目で受験が出来ることにも魅力を感じたからです。そして、大学で学んだ統計学をより深く理解したいと思い、大学院に進学しました。大学院の講義では、統計学の中でも細分化された様々な分野に触れることができ、統計学の奥深さを学ぶことが出来ました。また、私の所属する研究室では多変量解析の理論について研究しています。研究ではうまくいかないことも多いですが、先生方にたくさんのアドバイスを頂き少しずつ前進しています。少しでも良い結果を出し、今後のデータ解析手法の発展に貢献したいと考えています。
私は社会に活かせる数学を学びたいと思い、応用数学科へ入学しました。学部生の頃に学んだ統計学は、広く社会に実在するデータの特徴を得たり、データから将来の予測を可能にしたりするため、私にとって魅力的な学問でした。学んでいくにつれて、統計学には多様な領域があることを知り、統計モデルに興味を持ったことと自身の専門性を高めたいという考えから大学院への進学を決めました。大学院で行う研究は、問題発見からその解決までの一連の流れに、主体的に取り組みます。試行錯誤する過程にも面白さがあり、自分なりの結果が得られたときには大きな喜びがあります。