卒業生の声Graduates' Voice

G.R.さん

G.R.さん

2017年卒業
富士通株式会社

私は富士通株式会社でシステムエンジニアとして働いています。現在は金融機関のお客様に対して、AIを使用したシステムを導入するプロジェクトの推進を行っています。応用数学科では数学を使い、社会や人々の生活の中の課題や問題に対して解決を目指すプロセス、考え方を学びました。その学びは現在、お客様が抱えている課題に対し解決を目指す点においてとても役に立っています。応用数学科は企業就職という道だけでなく、学校の先生や応用数学の専門家を目指している人など様々で、大学卒業後の進路の選択肢が多いことがよいところだと思っています。

S.M.さん

S.M.さん

2022年卒業
日本生命保険相互会社

私が応用数学科への入学を決めたのは、「数学が好き、数学を使う仕事に就きたい」という思いからです。入学当初は保険数理を専門に行うアクチュアリー職への就職を希望していましたが、様々な勉強をする中で社会には数学を活かして働ける仕事が沢山あることを知りました。現在は、保険会社のIT部門で働いています。応用数学科で学ぶ数学はITとの結びつきも強く、社会で重宝される知識を養うことができます。社会に役立つ幅広い数学的素養を身につけることで、様々な進路に繋がるという点がこの学科の良いところだと思います。

O.Y.さん

O.Y.さん

2021年卒業
教員(東京都公立学校)

応用数学科では、私たちが生きる社会の中で「数学」はどう使われているのか、どうしたら使えるだろうかといった内容を勉強します。私は大学時代、社会の中で使われている数学を数多く知ることができました。今、中学校・高校の数学では、「生徒が自ら学びたい!知りたい!」といった授業を作ることが求められています。そのため、数学の教科書に載っている公式や図形を教えるだけではなく、社会で実際に使われている数学の事例や、生徒同士が話し合いをしたくなるような数学のテーマを授業の中で伝えていかなければなりません。そのような中で、応用数学科で学ぶ内容は今の学校現場で求められていることと強く結びついていると思います。ぜひ応用数学科で学び、数学の楽しさを知ってください!

S.Y.さん

S.Y.さん

2017年卒業
(2019年修士課程修了)
株式会社ブレインパッド

私は在学時に数理統計学の研究をしており、その経験を業務に役立てています。現在はデータの受託分析を行う企業に就職し、クライアントから受領したデータの分析業務にあたっています。集計可視化によって示唆を出すことで企業の意思決定を支援したり、ECサイトでのレコメンドモデルや、予測モデルを作成したりすることでクライアントの収益向上に貢献しています。これらの業務には機械学習やプログラミングの知識や技術が必要とされますが、そもそもどのような分析を行うのが適切かを考え設計する際や、分析結果を正しく読み解く際には在学時に学んだ数理統計や多変量解析の知識が役立っています。応用数学科では統計学の他、基本的なプログラミングや数理最適化・計算数学などの社会的に関心が高まっている分野を学ぶことができます。自身の学んだことを進路に活かしたい方におすすめの学科です。

N.T.さん

N.T.さん

2016年卒業
(2021年博士後期課程修了)
有限責任 あずさ監査法人

大学では数理統計学に関する研究を行っておりました。現在携わっている仕事とは直接関わりのあるテーマではありませんが、研究を通じて得た経験、特に、問題の解決力というものは仕事において大いに役立っています。大学では、研究テーマに取り組むことで、直面した問題について様々な角度から考え、解決に向けてのアプローチを模索する力を身に付けることができます。このことが、皆さんが仕事をするに当たって大きな助けになることでしょう。皆さんも大学で専門的な知識を取得することは勿論のこと、問題解決力を身につけることで、皆さんが社会で活躍することを心より望んでいます。