こんなところに応用数学

第1回:
個体数の変動に関する数理モデル

統計教育が盛んになってきた今、数理統計学の知識はもちろん必要です。しかしこれからは、データを解析する際にはどのような問題が起こるのか、なぜ問題なのかに気付き、対処していく能力も必要となってくるのではないでしょうか。世の中にあふれている数理モデルとは、時間変化する現象の主な動きを模倣して、数式で表現(モデリング)したものと考えられます。現象の理解に、得られた方程式の解を理論的に求めることや、コンピュータで近似的に計算(数値計算)することは昔から応用数学の重要なテーマの1つです。数理モデリング分野のコラムとして、まずは大学で習うような生物の個体数の変化を表す数理モデル(特に人口モデルや感染症の数理モデルなど)について、少し紹介してみましょう。

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